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スピードと品質を支える生産工程

金型製造 金型技術なくしてモノづくりは語れず

金型設計が作った図面に基づき、金型製造が実際にプラスチック成形の金型、プレス金型の両方を作り上げています。寸法公差5/1000ミリ以内という高い精度と加工技術が求められます。金型は生き物です。金型鋼材は1度温度が変化すると1/1000くらいの誤差が生じてしまいます。そのため、季節、湿度、時間などによって温度差を出さないように、恒温室内(一定温度環境化)にて加工をおこないます。

また、自動車業界向けの品質マネジメントシステム規格IATF16969の規定により機械設備保全計画が作られ、年間を通して各機械の保守・保全が確実に管理されています。金型製造には、「良いモノだけを作ろう」という精度に対しての姿勢が随所に反映されているのです。

金型製造イメージ1

工作機械と熟練工のコラボレーション

高性能の工作機械と整った環境があれば、ある程度の品質は生み出せます。しかし実際は機械加工だけでは実現できない部分が多くあります。
例えば、バリが出ていないか、ズレが生じていないかなどの確認は熟練工による確認が必要となります。
機械の技術、人の技術と経験の両方をバランスよく作業に取り組むことが大事なのです。

金型製造イメージ2
設計イメージ3

リスクを予見した対応づくり

金型は「生き物」です。そのため、金型製造が作った金型を量産部門に引き渡したあとにトラブルが発生する場合があります。
万が一を想定して予備パーツを準備しておくなど、量産部門に対して即座にバックアップする使命を持っています。
これは納期を守るためにも大切で、常にリスクを予見した対応づくりをおこなっています。

プレス金型で多数個取り実現

プレス金型イメージ かつてお客様の要望で、プレス金型において多数個取り(1型で5個取りできる)とCAV分けできるシステム構築をしました。
プラスチック金型では一般的な多数個取りですが、プレス型では斬新な発想でした。この時、金型製造ではお客様の高い品質基準をクリアするために何度も打ち合わせを重ねて実現にいたりました。
「良いモノを作る」ための実現には、他部署の協力はかかせません。情報を共有し合い、何度も打ち合わせを重ねながら精度の高い金型作りに取り組みます。

金型製造