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スピードと品質を支える生産工程
品質保証 妥協を許さない検査はまさに最後の砦
品質保証は製品の品質を判断する最終検査部門です。
業務内容は、主に量産品の受入・出荷検査や、新規部品・試作部品の全特性検査及び試験、それらの合否判定や、測定データの管理とフィードバッグ作業です。
そのほかに社内で使用している測定機器の校正、標準器の管理、外部試験所への手配などがあります。品質保証課の業務内容で一番大きな割合を占めるのが出荷検査です。
2005年から導入した自社開発の検査システムによって無駄を省き、導入前に比べ1/3以下への時間短縮を実現しています。
当社は1997年に品質の国際規格ISO9002(翌98年ISO9001へ拡大認証)を取得して以来、10年以上の実績があります。
品質向上活動のリーダー的存在として全部門に関わり、品質状況の開示、伝達、現場改善の指示など、お客様から信頼を得る製品作りのサポートを検査を通しておこないます。
かつて測定データはすべて手書きによる転記で記録を残していました。製品によっては500以上もの検査項目がある為、検査以外の作業に多くの時間がかかり、又転記ミスなどが生じてしまうこともありました。
それを改善するために市販の検査システムのパッケージソフトの導入も検討しましたが、汎用的に使えるよう作られているため、自分たちの仕事をソフトに合わせなくてはなりませんでした。
それならば自分達が使いやすいソフトを作ってしまおうと1~2年の製作期間を経てTMS(工具顕微鏡)測定データ収集システム、CNC画像測定器データ収集システムなどを自社開発し検査業務に専念できるようになりました。尚、このシステムは都度進化を続けています。
時間のロスを防いでコスト削減
測定データは、自社形式と顧客形式でフォーマットが異なります。かつては納品時にお客様に出す最終データもその都度転記が必要でしたが、現在は自動化し1日かかっていた作業が約2分で完了できるようになりました。 顧客ニーズを満たしながらも時間面で社内コストの削減に成功しています。